カワムラ623 (心理カウンセラーの体験談)

コロナ、老親介護、心理カウンセラーカワムラが自分の問題とどう向き合ったかお話しします。

「自分どうする?ひとりの老後」第4回 リアル断捨離はヨガだった

 

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両親のサ高住移転で多大な労力を使った、実家のモノ整理。

将来自分の移転時には、「きずなの会」の供託金の範囲内で出来るようにしておかなければ…。 そんなわけで、この1年間せっせと自分の持ち物を整理していました。

 

写真は5-6枚くらいを残して、アルバムごと捨てました。

写真ほとんど撮らない私でさえ、少なく見積もっても2~300枚くらいはあった模様。(長く生きているのと、勤め人時代のもらい写真が多いため)

せっかくなので、いちおう捨てる前にパラパラと見てみました。

続々と現れる忘れていた顔たち。このなかで、また会う人どのくらいいるのかな~?

 

未使用の身に着けるものなどは、メルカリで安売りし、ちょっとでも使ったものは全て寄付しました。

衣類やバッグは、居住区のリサイクルプログラムを利用。でも、区では靴や寝具は受け付けてくれない。そこで、ネット検索でで受け入れ先を見つけて送りました。

以下、私の寄付先を記しておきますので、ご参考ください。

(寄付は善意の行動。よって、寄付品を送るときの送料は自己負担です)

 

なかでも、ベッドカバーは母の手縫いパッチワークの大作(クイーンサイズ)。でも、日本に戻ってからはずっと押し入れに入ったままでした。
さすがの私も、母がひと針ひと針丹精込めた美しい作品をどうしても捨てられなかった。だから、寄付先が見つかったときは本当にホッとしました。

 今度はどんな家に行くのだろうか? また海を渡っていくのだろうか…?と、旅立っていったベッドカバーに思いをはせた私でした。


そして、胸の中には愛着品を手放した罪悪感などはみじんもなく、新しい畳を拭き上げたようなすがすがしさだけが広がっていました。
 
これぞ、日本のヨガ第一人者沖正弘氏が提唱した、断行(だんぎょう)・捨行(しゃぎょう)・離行(りぎょう)という「断捨離」の奥義!

物への執着と一緒に、カルマもどっかいった模様です。やったね!