「自分どうする?ひとりの老後」第5回 楽しいな!保険料の支払い
日頃から「資産ゼロのキリギリス自慢」をしている私。
その自信あふれるキリギリスぶりには、ちゃんと根拠があります。
それは保険に入っているから。
不意打ちで経済に大打撃を与えるのは、病気、事故、トラブル。
そのうち、病気と事故に対応してくれるのが都民の味方「都民共済」です。
私が入っているのは月々掛け金4000円の「総合保障4型」。これだと入院の場合、事故で1日1万円、病気だと9千円が100日以上支払われるのです。
しかも、年4万8千円の保険料に対して、毎年割戻金が1万円以上返ってきています。これも元気な都民が沢山いるおかげ。ありがとうみんな!(でも来年は返ってこないかも…コロナだし)
さらに私はがんの再発保険にも入っています。ほぼ誰にも言っていないけれど、実は私は「がんサバイバー」です。(このブログの存在は知られていないので、ここで地味にカミングアウト)
がんの罹患率を考えれば、「自分だけがならない」理由はないので、あきれるほど平常心な私でしたが、唯一気がかりだったのは経済的な事。
当時は日本に戻ってから色々なバイトや派遣を試していた時期でした。
しかも、発覚したタイミングがちょうど都民共済の申し込み直後で、ギリギリアウトで保障は受けられませんでした。
幸いまだ両親が元気だったので、ずいぶん助けてもらいましたが、術後3年で入れる再発保険には絶対入ると決めていたのです。
そしてトラブル対応の保険ふたつ。
ひとつめはカウンセラーとしての保険です。
万が一訴えられたときの弁護士費用や示談金などをカバーしてくれる、仕事に欠かせないものです。(幸い使ったことないですが!)
しかも、所属するカウンセラー協会の団体保険なので、掛け金は年間で1万ちょっと。
もうひとつは、火災・家財保険。賃貸物件の契約更新MUSTアイテムです。
うっかり部屋を水浸しに…なんて事を「絶対に」起こさないといえないですからね。
こうやって書き出してみるだけで、すっかり大船に乗った気分満載のわたし。
人が楽しみのためにお金を使うように、私にとって保険料の支払いは、のびのびとノーテンキに暮らすためのとても楽しい出費なのです。あ~楽しい!