カワムラ623 (心理カウンセラーの体験談)

コロナ、老親介護、心理カウンセラーカワムラが自分の問題とどう向き合ったかお話しします。

(番外編)豆苗マスターの話

本日は番外編として、第4回「ステイホームでやってみた」のブログ記事が長くなったために書かなかった、豆苗育成の話をいたします。 

始めてすぐに豆苗離れしちゃうけれど、私は人々の不安心理をひたすら煽るメディアのやり方が大嫌い。トイレットペーパー空っぽの棚報道などは、その最たるものでしたよね。

「貯金がこれだけ無いと老後はみじめ」だとか、「こんな女は結婚できない」とか、○○できない、○○になってしまう、などのネガティブ視点ばかり。 そして、メディアを信じる真面目な人ばかりが真剣に受け止めてしまう。私は、人々のメンタル不調の責任の一端は、メディアのこの不安煽り主義にあると確信しています。

問題提起するなら、ソリューションまで提案しろよ!

 

ところが、先日そんな私を感動させた、ひとつの不安煽り記事がありました。 それは「優雅な実家暮らしで貯金ゼロだった20代女性が、一人暮らしを余儀なくされて苦労する」という取材記事。その彼女は、同僚や友人に生活を切り詰めているのを悟られないよう、実に大変な努力をしていました。 ランチは外出を止め、医師からの指導による食事療法のふりをした質素な弁当。服はリサイクルショップで高見えするものを厳選、などなど。

記事の論調は、彼女がいかに苦労しているか、実家暮らし時代の浪費を後悔しているかのネガティブモードだったけれど、私は、彼女が今の自分にとって何が一番大事(生活苦を周囲の人に悟られない)かを見極め、そのために努力を惜しまない姿勢におおいに感動したのでした。

「人の目を気にするのを止めれば?」と、アドバイスをしたくなる人もいるかもしれない。でも、そもそも自分が一番大事なものについて、自分じゃない人の意見など必要か?

私には、これからの人生で変遷するであろう「一番大事なもの」のために、その都度全力で取り組む彼女が見える。なんて素晴らしい人なんだ!尊敬しています!

 

さて、そんな尊敬する彼女がスーパーフードとして崇めていたのが「豆苗」。1パック買って刈り取って食べた後に水栽培で2回は再収穫できるので、野菜はほぼ豆苗で賄っているとのこと。

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豆苗再生中

 早速私も試してみました。写真が再生1回目です。

でも、写真をご覧いただければわかるように、なぜか1パックの半分は再生されずに終了。そして、彼女がいうような再生2回目は訪れなかった…。

さすが、尊敬すべき豆苗マスター! 彼女の今後の人生、どんな事があっても見事に再生&成長するであろう…豆苗マスターに幸多かれ!と、心から祈ったカワムラなのでした。