カワムラ623 (心理カウンセラーの体験談)

コロナ、老親介護、心理カウンセラーカワムラが自分の問題とどう向き合ったかお話しします。

私が花粉症とおさらばした話

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今年のスギ花粉飛散予報@関東は、前シーズン比1.8倍とのニュースを耳にしました。

そして思い出したのが、わたしも20年以上前は毎年花粉症に悩まされていたという事実。

涙目&鼻声が春と秋の基本スペックで、すぐにクシャミを連発していました。

もしコロナ禍の今だったら、絶対近寄っちゃダメな危険人物。

そんな私の花粉症は中学生に始まり、20代前半に日本からニューヨークに引越しても続いていました。

 

ニューヨーク暮らしも数年経過したある春の日、私は自宅アパート前でご近所さんと立ち話していました。

すると、涙目で鼻声の私に気づいたご近所さん@ベテラン看護師が「お前ひょっとしてアレルギーもち?」と聞いてきました。

「わかるぅ~?春と秋はこんな感じ~ティッシュ1日1箱生活だよ」と答える私。

すると「そっか、じゃあビタミンB12飲め、毎朝飲め。夜飲むなよ、寝られなくなるから。じゃあな!」と立ち去るご近所さん@ベテラン看護師。

「え?どのくらいの容量??」と聞き返した時すでにご近所さん@ベテラン看護師は飼い犬のリードに引っ張られた後ろ姿…私の質問は届きませんでした。

 

早速私の「いま出来る事はすぐにやってみる」スイッチがオンになりました。

その足でドラッグストアのビタミンの棚に突撃すると、なんと1粒の容量が50mcgから2000mcgまで…めっちゃ幅がある!

 

「自分の選択基準が無いときは上位2番目を選ぶ」という変なマイ・ルールを持っている私。

迷わず1500mcgを購入しました。

そして、翌朝から毎日のビタミンCと一緒に摂取を始めました。

 

私にとって、ビタミン剤とは食事で不足する栄養素を摂取するもの。

だから、栄養素を追加しただけですぐに効果などあるわけないと思っていました。

そして毎日摂取すること数カ月。

ふと、いつも秋にも出るアレルギー症状が出ていないことに気づきました。

「ひょっとしてB12効果?でも症状は春のほうがずっと酷いし、気のせいかも」とスルーしつつ、摂取は毎日続けていました。

 

次に気づいた時は、なんと翌年の夏。 

そうです、春はもう終わっていたのです。

 

こうしてB12の摂取による私の体質改善は、めでたく成功したのでした。

それから数年間は、シーズンが来るたびに「再発するかも」と意識していました。

しかし、何事も起こりませんでした。

それと並行して、徐々にB12の容量を落としていきました。1年目1500mcg 2~3年目1000mcgという具合に。

そして摂取を始めてから10年後には、毎日250mgになっていました。

 

今も毎日100mcgを2粒飲んでいます。(日本での表記はμg)

加齢もすすみ、数年前からは朝のビタミンチームに新メンバーのカルシウムとビタミンEも加わりましたが、基本これだけをずーっと続けています。

巷にあふれる、様々なステキ効果がありそうなサプリメントたちには見向きせずに。

やたら新しいものを試したがる私ですが、何故かサプリメントに関してはすごく保守的なようです。

一瞬、自分の堅実な部分を発見してうれしく感じたものの、「ただズボラなだけ」という有力説が浮上してきました…。

たぶんそっちが正解。


※あくまで個人の体験談ですので、その旨ご了承ください。特に容量については専門家のアドバイスを受けることをお勧めします。