カワムラ623 (心理カウンセラーの体験談)

コロナ、老親介護、心理カウンセラーカワムラが自分の問題とどう向き合ったかお話しします。

(コロナ番外編)私が昭和(的)ドラマが苦手なわけ

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この春、新型コロナ感染拡大でテレビドラマが軒並みストップし、再放送ドラマで埋め合わせをするという現象が各局で起きました。

私はテレビという家電を持っていないので、Tverで見られるものしか見られないのですが、4月頃からTverにもたくさんの過去ドラマがアップされました。

海外で長い間暮らしていた私は、平成のテレビ番組の多くが未見。こりゃいい機会だと思い、早速チェックしてみました。

 

最後まで楽しく試聴したのは、仲間由紀恵が綺麗&はじけ愉快な「ごくせん」。それと、主人公のワケあり臭が濃厚な「鍵のかかった部屋」でした。

一方、即リタイアしてしまったのが「愛していると言ってくれ」と「東京ラブストーリー」(古いほう)。

愛していると言ってくれは、確かに豊川悦司のたたずまいと芝居は必見の価値がありそうだけど、私にとって常盤貴子の演じる女性に魅力を感じなさすぎた。何か自由でけなげっぽいけど、妙に男性ウケを狙って振舞っている女にしか見えなかった。これは常盤さんに責任は無く、単に私の感性の問題だと思います。 そして、東京ラブストーリーは、気取ったワンレンロン毛(死語)の江口洋介をどうしても正視できなかった。これも、江口さんのせいではなくて私の感性のせい。

 

結局この2つのドラマは最後まで見ていないから分からないけれど、そもそも私は昭和的なドラマが苦手なのです。リアルタイムでもほとんど見ていません。

その理由は、主人公のライバル的な人間(女性が多い)の陰口とか陰湿ないじめの描写がなんだかすごく多いから。 (ガラスの仮面とか、家なき子とか、見たことないけど、多分絶対無理)

 

しかも、いじめられたほうも毅然とした態度をとらずに、ただ地味に耐える…そしていつの日か救いの手が…という王道パターン。 

そんなドラマパターンを、うっかり刷り込まれてしまった人が、理不尽ないじめにずっと耐え忍び……されどいつまで待っても現れない救いの手…。悲劇すぎます。

 

幸い最近のドラマでは、ライバル役も含めて、女性がずいぶん正々堂々と素敵に描かれている事が増えていて、とてもうれしく思う私なのでした。