老親どうする? 第1回 「ICUの父に延命措置について聞く」
サムネイル画像に動画のキャプチャを使うのを止めました。
このシリーズはこの同じ画像で統一しようと思います。なんか元気よさげでいい写真でしょ?
過去の事は意識的に忘れる私ですが、今回お話しするために、頑張って当時のことを思い出してみました。
すると、もう2年以上前のことにも関わらず、情景がまざまざと蘇って驚きました。
捨てたわけではなくて、しまい込んで忘れたふりしてただけだったんですね。
実は、私は動画のなかでは「お父さん」と呼んでいるけれど、父も母もファーストネームに「さん」付けで呼んでいます。
なので、病床の父への呼びかけもすべて名前呼び。もちろん例の質問も。
東京から、重そうなエンジニアブーツを履いてやってきた中年娘が、病床の父親を名前で呼んで延命措置の指示を求める様は、さぞかし周囲の人にとってシュールであった事でしょう。
ホントに個室でよかった! もしも同室のかたがいたら、刺激が強すぎて病状に影響出ちゃったかもですな。
さて、質問があったので、私が医療チームに渡した詳細メモについて追記します。
以下の内容を記載しました。
メモタイトル: 延命措置に対するカワムラ父本人の意思確認事項
1)確認した 日時と場所
2)確認した人間と本人との関係
3)確認方法 (口頭にて本人の同意のもとに確認)
4)脳死の場合
5)自発呼吸ができなくなった場合(無意識下)
本人に意識がなくなった場合は上記内容に基づく処置をお願いいたします。
ただし、本人と意思疎通ができる場合は本人の意思を尊重してください。
以上
という感じです。参考にした文書があったわけではないですが、公式文書に必要そうな形式にしてみました。