カワムラ623 (心理カウンセラーの体験談)

コロナ、老親介護、心理カウンセラーカワムラが自分の問題とどう向き合ったかお話しします。

「自分どうする?ひとりの老後」 第3回 反省しないキリギリスのお話

f:id:emmaema:20201101174755p:plain

 

昔から「ひとはひと、自分は自分」と思って生きてきた私。

気づけば、資産ゼロの中年になっていました。

「所有」することに関心が無かったので当然の結果です。

お金があれば、楽しむことや学ぶことに全力で使ってきました。

 

イソップ物語でアリさんに説教くらって追い返されるキリギリスは私です。

(日本の児童書では、アリさんが食べ物を恵んでキリギリスが改心するという話に改変されているケース多々あり)

でも「バイオリンで路上ライブでもすっか~」と、振り付けを熱心に考えている私が見えるのはなぜだろう?

 

かつては、そんな私にも一つだけ気がかりだった事がありました。

それは、老いてから住むところです。

あたりまえの事として、老いたら色々な事が出来なくなる。 

でも、老人ホームの管理体制下での暮らしは、ずっと自由に生きてきた自分には辛い…。

 

そんな私の不安を払拭してくれたのが、両親の移転先リサーチで得た数々の情報です。

サンキュー「みんなの介護」!(ステマではないです)

 

私のお目当ては、両親も住んでいる「サービス付き高齢者住宅(サ高住)」

賃貸契約で部屋を借り、カフェテリア形式(必要なものを加算する方式)で各種サービスを受けられます。

つまり、介護が不要で自立していれば、普通のアパート暮らしとほぼ同じ。

弱ってきたら弱ってきたなりに、色々と頼む事もできるのです。

 

素晴らしい! しかもペット可の物件もあるぞ!

なにぃ?温泉付き!!(群馬に多い)

月10万で食費込み!!これならなんとかなりそう!

と、検索結果を見て、すっかり不安が吹っ飛びワクワクしている私です。

 

「コロナ経済不安」の動画でもお話ししましたが、常日頃自分の労働機会確認のためにバイト情報チェックを欠かさない私。

それに「サ高住チェック」という新しいルーティンも加わりました。

今必要でなくても、楽しく暮らしていくために欠かせない行動です。

 

私のイチオシサ高住は、3種類の温泉があるペット可@岡山県。気候も温暖だし、いいんじゃない~? 

と、学習しないキリギリスは今日もバイオリンをギコギコと鳴らしながら暮らしているのでした…。