自分どうする?―今年の抱負「日本にいることを忘れる」
タイトルが「自分どうする?」だけになりました―その理由は後半にご説明します。
年明け早々イヤな頭痛にやられていたカワムラでした。
そのため、注文した2段おせちがあまり減らず、消費期限の2日昼に駆け込み消費で食べまくった結果、満福中枢が崩壊。その後延々とジャンクフードを、既にパンパンの胃袋に詰め込みまくっておりました。
さて、今年の抱負。
今年はアウトプットに全エネルギーの7割を使って、ヘトヘトになるまで発信しまくることにしました。 そして、インプットはメディアからの情報を極限までそぎ落とすことに決定。
一般個人のつぶやきや科学的データから“いま”を自分なりに感じつつ、古今の文学や学術的な文献などから情報を取り入れていこうと思います。
いいんです、偏っても。
とりあえずこの1年は、メディアの提供する「時代感と団体意識」を完全に取り除いて、個人として素の自分が感じたまま、考えたままをワイルドに生きてみます。
まず、自分が日本にいるという事をいったん忘れます。 そう思っただけで、ワクワクしてきました。
(もちろん、仕事中は身も心も日本に戻します……ダイジョブカナ?)
なんかこれって、老後のリハーサルっぽいような気がします。
老両親と話すたびに強く感じる「同じ世界を共有していない感」。
実は私自身が「日本の今はこんな感じ」という雰囲気にとらわれ、勝手に両親のことをズレていると決めつけていたのだと気づきました。ゴメンネリョウシン!
ここの投稿も、老後やコロナ関連という縛りを取っ払って、なんでもかんでもアリでやってみます!
「自分どうする?」な1年のはじまりです。
自分どうする? ひとりの正月
2021年正月3が日は傾聴の予約を受けることにしました。
もし依頼がなければそれはそれでオッケー、気は心の自己満足の行動です。
さて、今回はひとり正月のルーティンご紹介します。
【元旦 】
- おせちをつまんでお酒を飲みながら「今年やりたいこと」をリストアップする。そして、その文字列をレイアウトしてiPhoneの待受け画像に加工します。
- 宝くじの当選番号確認 (毎年バラで10枚買う)
- 映画を観る (今年はネット配信でOnce Upon a Time in Hollywood を観る予定)
【二日】
【三日】
- 近所の神社へお参り (お賽銭は1日1円の年額ー今年は366円で来年は365円)
ちなみに、元旦に予定している「やりたいこと」ですが、今年は「独立してやりたい事をやる」だけ。だから、待受け画像も「やってるかい?2020」と、超シンプルでした。
しかし、歴代の「やりたいことリスト」は悲しき未達成の墓場。ちなみに、2017年のリストを見つけたので書き出してみます。
- 人の話を聞く―自分のことは極力話さない
- 規則正しい生活をする
- 水回りの掃除をマメにする
- お酒は1回に3杯まで
- 衣服など身に着けるものを買わない
- サルサダンスをマスターする
- 体脂肪を20パーセント台にする
- 月に1回ボランティアする
どうです、痛々しいでしょう?ああ、2017年元旦の私を殴りたい!
これだけ羅列する時点で、何一つできない予感しかしないのに…。
例えば「人の話を聞く―自分の事は話さない」と「お酒は3杯まで」は、暮れに退職する同僚のお別れ会で、飲みすぎた挙句、自分のことばかりしゃべりまくった反省から生まれたものでした。
「話を聞く」は改善がみられましたが、「お酒3杯まで」は即アウト。
ひとり酒しながらその目標立てている時点で、これは無理だと気づけよ自分!
ねぇ。
自分どうする?ひとりの大晦日
毎年帰省して、実家で年末年始を過ごしていたひとり暮らしのかたも、コロナ禍の今年は、断念してひとりで過ごされることが多いようです。
毎年賑やかに過ごすかたほど、さみしい気持ちになってしまいそうで、本当にお気の毒です。
そんななか、私はいつもと変わらないひとりの年末年始を過ごします。
直近の10年間で、2回は実家で過ごしましたが、基本はひとりです。
なぜなら、ひとりで過ごすほうが断然楽しいからです。
そこで、今回は私がどのようにひとりの年末年始を楽しんでいるかを、ダラダラ書きたいと思います。
まずは大晦日。
大晦日の目玉は「今年の自分3大ニュースを考える」です。
今年あった、極めて個人的なネタを3つ選びます。
これが、1年を「きわめて私的」という視点から振り返る、なかなか面白い作業なんです。
ちなみに、昨年(2019年)のナンバーワン出来事は、Fitbit(フィットビット―健康管理のスマートウォッチ、)の導入によって、自分の消費カロリーの実態が明らかになったことでした。
いや~驚きました。 自分のイメージしていた数値より500キロカロリーは少ない!(毎日少なくとも2000キロカロリーは消費していると思っていた)
そりゃあ、体重増え続けるわ。 そこで、摂取カロリーが消費分を超えないよう、うっすらと気を付けて生活してみたら、あっという間に5キロ体重が減りました。
本当に「何事も事実の正確な把握」が重要だと、つくづく感じた2019年末の私でした。
さて、今年は何かな~? 極めて私的ネタ限定なので、新型コロナ流行!とかいうのはナシ、31日にはじっくり取り組んでみます。
そして、もうひとつ欠かせないのが、「カウントダウンwithシャンパン」です。
ハーフボトルのシャンパンを氷入りの桶に入れ、いちごを皿に盛りつけて準備完了。
家にテレビが無いので、カウントダウンをライブ配信しているところをネットで探します。
カウントダウンが始まったら、コールに合わせてシャンパンのコルクを少しずつゆるめ(内圧で開きやすいので、慎重に作業)、日付が変わったら、ポン!とシャンパンを開けます。
ひとりの部屋に響く「ハッピーニューイヤー!」の掛け声とともにシャンパンをゴクリ。
違和感は私にもあるけれど、アメリカで長く生活していたせいで、シャンパン、ポンッ!が無いと、年が明けた気分にならないのです。
いやいや、違和感はそこじゃなくて、真夜中のひとり掛け声…というのはご愛敬。
ウィズコロナはまだまだつづく- SNSデビューその後
第6回「ウィズコロナはつづくよ」の動画で語ったSNS&動画デビュー、その後どうなったかをまとめてみました。
- YouTubeチャンネル(すでに終了)
巷にあふれる「教えてあげる系」ではなく、個人的なエピソードをダラダラ発信するリアリズム追及をめざして始めました。 でも、親の移転問題について語り始めたら、「これは動画じゃないよな、きちんと整理して文字発信するべき」と気づき、予告なしに勝手に終了。それにしても、知人友人に全く知らせていなかったのに、米国の友人に見つけ出された時は、本当におどろきました。 - Twitter 仕事使用
最近は発信するコンテンツも整いつつあり、月2回告知を発信しています。フォローしている出版社や学会からイベントや研修などの情報が入ってくるので、かなり役に立っています。 - Twitter 個人使用
知人友人に全く教えずにひっそりつぶやくために始めました。 しばらくゼロフォロワーだったのが、近所の居酒屋をフォローしたらフォロー返しをされたのを皮切りに、思いがけずフォローしてくれるかたが出現して、妙にソワソワしたりもしました。一方、レンタルなんもしない人さんへのフォローを止めようかと思いつつも、彼はフォロー外した人を呪うことがあるのでためらっています。呪われイヤダナ…。 - Facebook 仕事使用
プロモーション発信をすると、人生のセンパイや宗教系の方々から厳重注意的コメントが入ってきて、なかなか面白いです。英語の長文で、おまえのやっていることは「悪魔的」だと言われたこともあります。「風水」は英語でFENSUIという事も、そのコメントで初めて知りました。
結論から言うと、SNSやってよかったです。
「ググる」が若者の間で死語になっているのが、よく理解できました。
頑張ってリツィートしまくっている、情報拡散キーパーソン(私の場合は近所の居酒屋)さえフォローすれば、ぼーっとしていてもまとまった情報が入ってくるのはホントすごい。
でも、個人的には5ちゃんねるは無くならないでほしいです。
なぜなら、まとめサイトは長年私の子守歌の役目をはたしてくれているからです。これまで何度か試したけれど、視覚的情報が多いせいか、Twitterでは寝られませんでした。でも、最近ではあまり面白いスレッドが育っていないのか、10年くらい前の2ちゃんねるをまとめていたりします。でもその場合、コメント欄のみなさんが時代考証モード(あのころの2ちゃんではこんなことが、あんなことがあった…など)になっていたりして、それはそれでじつに味わい深いのでございますのよ。オホホホ。
老親に学ぶ―「自分との戦いモード」
ここにきて高齢者住宅に住んでいる母親からの手紙が頻繁に来るようになりました。
多いときでは週に3通。
堂々巡りのグチを3~5枚、改行もせずに便箋にびっしりです。
前にも触れたけれど、私の母親は耳が聞こえないので、電話ではなく手紙なのです。
そこには、夫(私の父)の悪口と生活の不便のグチ、自分の能力低下への落胆が、延々と繰り返されています。
「心配しないでください」を連発しながら、ネガティブなエピソードを書きまくる、矛盾だらけの彼女の手紙。
私は読んだらすぐに捨てています。
なぜなら、これは電話できない彼女のガス抜き行為。だれも自分が人の悪口言いまくった記録なんて残してもらいたくないと思うから。
実は初めてこの悪口手紙をもらったときは、相当にうんざりしました。
でも今は、彼女がストレスコントロールをちゃんと出来ていることに感謝する気持ちに変化しました。
急速な老化で身体機能と能力が低下している両親から、学んだことがあります。
それは、老いて自分で自分の面倒がみられなくなってきたとき、どんなに依存的な人でさえも「自分との戦いモード」にチェンジするということ。
これまで、ことあるごとに周囲の人や環境のせいにして自分を正当化してきた私の母。
その彼女の今の手紙には、父への文句よりも「昔のように機転を利かせて立ちまわれない自分への落胆」が色濃くにじみ出ています。
そして、こうしてがっかりしちゃうことこそ、彼女があきらめずに一生懸命生きている証と思い、なんだか感動しちゃった私でした。
そして、人はどんな状況にあっても、「自分との戦いモード」でいる限りは、たぶん大丈夫なんだという確信を深めたのです。
お互い、これからもがんばっていこうね、チチハハ! (普段名前で呼んでいるので、”お父さんお母さん”は違和感ありまくりなので)
「自分どうする?ひとりの老後」第5回 楽しいな!保険料の支払い
日頃から「資産ゼロのキリギリス自慢」をしている私。
その自信あふれるキリギリスぶりには、ちゃんと根拠があります。
それは保険に入っているから。
不意打ちで経済に大打撃を与えるのは、病気、事故、トラブル。
そのうち、病気と事故に対応してくれるのが都民の味方「都民共済」です。
私が入っているのは月々掛け金4000円の「総合保障4型」。これだと入院の場合、事故で1日1万円、病気だと9千円が100日以上支払われるのです。
しかも、年4万8千円の保険料に対して、毎年割戻金が1万円以上返ってきています。これも元気な都民が沢山いるおかげ。ありがとうみんな!(でも来年は返ってこないかも…コロナだし)
さらに私はがんの再発保険にも入っています。ほぼ誰にも言っていないけれど、実は私は「がんサバイバー」です。(このブログの存在は知られていないので、ここで地味にカミングアウト)
がんの罹患率を考えれば、「自分だけがならない」理由はないので、あきれるほど平常心な私でしたが、唯一気がかりだったのは経済的な事。
当時は日本に戻ってから色々なバイトや派遣を試していた時期でした。
しかも、発覚したタイミングがちょうど都民共済の申し込み直後で、ギリギリアウトで保障は受けられませんでした。
幸いまだ両親が元気だったので、ずいぶん助けてもらいましたが、術後3年で入れる再発保険には絶対入ると決めていたのです。
そしてトラブル対応の保険ふたつ。
ひとつめはカウンセラーとしての保険です。
万が一訴えられたときの弁護士費用や示談金などをカバーしてくれる、仕事に欠かせないものです。(幸い使ったことないですが!)
しかも、所属するカウンセラー協会の団体保険なので、掛け金は年間で1万ちょっと。
もうひとつは、火災・家財保険。賃貸物件の契約更新MUSTアイテムです。
うっかり部屋を水浸しに…なんて事を「絶対に」起こさないといえないですからね。
こうやって書き出してみるだけで、すっかり大船に乗った気分満載のわたし。
人が楽しみのためにお金を使うように、私にとって保険料の支払いは、のびのびとノーテンキに暮らすためのとても楽しい出費なのです。あ~楽しい!
「自分どうする?ひとりの老後」第4回 リアル断捨離はヨガだった
両親のサ高住移転で多大な労力を使った、実家のモノ整理。
将来自分の移転時には、「きずなの会」の供託金の範囲内で出来るようにしておかなければ…。 そんなわけで、この1年間せっせと自分の持ち物を整理していました。
写真は5-6枚くらいを残して、アルバムごと捨てました。
写真ほとんど撮らない私でさえ、少なく見積もっても2~300枚くらいはあった模様。(長く生きているのと、勤め人時代のもらい写真が多いため)
せっかくなので、いちおう捨てる前にパラパラと見てみました。
続々と現れる忘れていた顔たち。このなかで、また会う人どのくらいいるのかな~?
未使用の身に着けるものなどは、メルカリで安売りし、ちょっとでも使ったものは全て寄付しました。
衣類やバッグは、居住区のリサイクルプログラムを利用。でも、区では靴や寝具は受け付けてくれない。そこで、ネット検索でで受け入れ先を見つけて送りました。
以下、私の寄付先を記しておきますので、ご参考ください。
- 靴と衣類 ― 洋服ポストhttps://www.yofukupost.net
- ベッドカバー、毛布、ペット用品 ― ワールドギフト https://world--gift.com/
- テレフォンカード(使いかけOK) ―ファミリーハウス https://www.familyhouse.or.jp
- テニスラケット ― 日本テニスウエルネス協会 http://www.tennis.co.jp/wellness/racket-recycle.htm
(寄付は善意の行動。よって、寄付品を送るときの送料は自己負担です)
なかでも、ベッドカバーは母の手縫いパッチワークの大作(クイーンサイズ)。でも、日本に戻ってからはずっと押し入れに入ったままでした。
さすがの私も、母がひと針ひと針丹精込めた美しい作品をどうしても捨てられなかった。だから、寄付先が見つかったときは本当にホッとしました。
今度はどんな家に行くのだろうか? また海を渡っていくのだろうか…?と、旅立っていったベッドカバーに思いをはせた私でした。
そして、胸の中には愛着品を手放した罪悪感などはみじんもなく、新しい畳を拭き上げたようなすがすがしさだけが広がっていました。
これぞ、日本のヨガ第一人者沖正弘氏が提唱した、断行(だんぎょう)・捨行(しゃぎょう)・離行(りぎょう)という「断捨離」の奥義!
物への執着と一緒に、カルマもどっかいった模様です。やったね!